皆様こんにちは!
MIURA HOME営業担当の三浦恭輔です。
突然ですが、現代の住宅に求められる条件はなんだと思いますか?
現代の住宅では、快適な温熱環境やエネルギー効率の高さに加え、騒音の少ない静かな住環境が、ますます重要視されています。
私たちMIURA HOMEが施工している高気密住宅は、その優れた気密性能により、外部の騒音を遮断し、室内の静けさを実現することができます。
今回のコラムでは、高気密住宅が提供する静かな暮らしの魅力について、詳しく解説していきます。
目次
1. 高気密住宅とは?
2. 高気密住宅がもたらす静かな暮らしとは?
2-1. 外部騒音の遮断効果
2-2. 室内音の吸収と反響の軽減
2-3. 二重窓や防音サッシの効果
3. 静かな暮らしがもたらす健康と快適性の向上
3-1. 睡眠の質の向上
3-2. ストレスの軽減
3-3. コミュニケーションの向上
4. 高気密住宅での静かな暮らしを実現する3つのポイント
4-1. 防音性能の高い窓とドアの選定
4-2. 断熱材の適切な選定と配置
4-3. 気密シーリングの徹底
5. MIURA HOMEの取り組み
6.まとめ
1. 高気密住宅とは?
高気密住宅とは、「C値(隙間相当面積)」が小さな住宅のこと。C値は、住宅がどれだけ隙間なく密閉されているかを示す指標のことです。
気密性が高い住宅は、外気の侵入や室内の空気の漏出が少なく、温度や湿度を一定に保つことができます。そのため、冷暖房効率が向上し、エネルギー消費を削減することが可能です。
MIURA HOMEが提供する住宅は、C値0.3㎠/㎡以下という非常に高い気密性能を標準仕様としており、外部からの音や空気の侵入を最小限に抑えています。※参考文献1 室内環境が安定するため、静かな住環境を提供することができます。
2. 高気密住宅がもたらす静かな暮らしとは?
高気密住宅は、外部の騒音を効果的に遮断することで、静かな住環境を提供します。
ここでは、その具体的な理由について説明していきます。
2-1. 外部騒音の遮断効果
高気密住宅は、外部の騒音を遮断する効果があります。外部の騒音が侵入しにくいということは、窓や壁の隙間が少なく、外部の音が室内に伝わりにくいことを意味します。
国土交通省の調査によれば、C値0.3㎠/㎡以下の高気密住宅では、外部騒音の侵入が、一般的な住宅と比較して約60%減少することが示されています。※参考文献2
具体的には、交通量の多い道路沿いの住宅であっても、高気密住宅では室内の騒音レベルが40dB程度に抑えられることがあげられます。これは図書館の静けさに相当します。※参考文献3 居住者は静かで落ち着いた環境で生活することができるでしょう。
2-2. 室内音の吸収と反響の軽減
高気密住宅は、室内の音の吸収と反響を軽減する効果もあります。
気密性が高い住宅では、音が壁や窓の隙間から外に逃げにくいため、室内の音の反響が少なくなります。また、断熱材や気密材が音を吸収するため、室内の音の響きが和らぎ、静かな環境を維持することが可能です。
音響工学の観点からも、室内の音の反響を減らすことは、居住者の心理的な快適性を高める効果があります。
室内の騒音レベルが50dB以下に保たれると、睡眠の質が向上し、ストレスの軽減に寄与することが報告されています。※参考文献4
2-3. 二重窓や防音サッシの効果
高気密住宅では、二重窓や防音サッシが標準的に採用されていることが多くあり、外部騒音の遮断効果をさらに高めます。
二重窓は、窓ガラスの間に空気層を設けることで、音の伝わりを遮断。防音効果を発揮します。
防音サッシも、窓枠とガラスの間の気密性を高めることで、外部の音が室内に伝わるのを防ぎます。
日本建築学会の研究によれば、二重窓を採用した住宅では、外部騒音の遮断効果が約30〜40dB向上することが確認されています。※参考文献5 外部の騒音が室内にほとんど伝わることなく、静かな環境を保つことができます。
3. 静かな暮らしがもたらす健康と快適性の向上
静かな住環境は、居住者の健康と快適性の向上につながります。
ここでは、その具体的な効果について説明していきます。
3-1. 睡眠の質の向上
静かな住環境は、睡眠の質の向上に大きく貢献します。
騒音が少ない環境では深い睡眠をとることができるため、疲労回復が促進されます。
日本睡眠学会の調査によれば、夜間の騒音レベルが30dB以下に保たれると、睡眠の質が著しく向上し、日中の活動性が高まることが報告されています。※参考文献6
高気密住宅では、外部の騒音が効果的に遮断されるため、室内の騒音レベルが低くなり、快適な睡眠環境を提供することができます。居住者はより深い睡眠を得ることができ、日常生活の質の向上へとつながるでしょう。
3-2. ストレスの軽減
静かな住環境は、ストレスの軽減にも効果的です。
騒音は、知らず知らずのうちにストレスを引き起こし、長期間にわたると健康に悪影響を及ぼすことがあります。特に、交通騒音や近隣の音など、日常的な騒音に晒されると、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加。免疫機能の低下や高血圧などの健康リスクが高まるとされています。※参考文献7
高気密住宅では、外部の騒音を遮断することで、騒音によるストレスを軽減し、心身の健康を維持できます。居住者はリラックスした環境で生活できるようになり、ストレス軽減へとつながります。
3-3. コミュニケーションの向上
静かな住環境は、家族間のコミュニケーションのアップにも貢献します。
その理由として、騒音が少ない環境では会話がしやすくなるため、コミュニケーションが円滑になることがあげられます。
また、音の反響が少ないため、テレビや音楽の音量を大きくする必要がなくなり、家族全員が快適に過ごすことができます。
音環境が良好な住宅では、家族間のコミュニケーションが活発になるため、家庭内の雰囲気が明るくなるといわれています。家族関係が良好になることで、家庭全体の幸福度の向上へとつながるでしょう。※参考文献8
4. 高気密住宅での静かな暮らしを実現する3つのポイント
高気密住宅で静かな暮らしを実現するためには、3つのポイントを押さえることが重要です。
4-1. 防音性能の高い窓とドアの選定
高気密住宅で静かな住環境を実現するためには、防音性能の高い窓とドアを選定することがポイントです。
特に、二重窓や防音サッシは、外部の騒音を効果的に遮断するために有効です。
また、窓枠やドア枠にも断熱性能の高い素材を使用し、隙間を最小限に抑えることで、気密性と防音性能を向上にもつながるでしょう。※参考文献9
4-2. 断熱材の適切な選定と配置
高気密住宅では、断熱材の選定と配置も重要です。
断熱材は、外気の侵入を防ぐだけでなく、音の伝わりを抑える効果もあります。
MIURA HOMEでは、硬質ウレタンフォームなどの高性能断熱材を使用。外壁や天井、床など、音が伝わりやすい部分を効果的に断熱しています。※参考文献10
4-3. 気密シーリングの徹底
気密シーリングは、住宅の隙間を埋めるためのシーリング材を使用した施工方法であり、気密性を高めるために非常に重要なポイントです。
窓やドアの周り、天井や床の接合部、電気配線や配管の貫通部など、気密性が低下しやすい部分には、気密テープやシーリング材を使用して隙間を埋めることで、外部の騒音を遮断。静かな住環境を維持することができます。※参考文献11
5. MIURA HOMEの取り組み
MIURA HOMEは、高気密住宅の提供を通じて、居住者に静かで快適な住環境を提供しています。
高性能断熱材と高気密施工技術を組み合わせることで、住宅全体の気密性を高め、外部の騒音を効果的に遮断。エネルギーコストの削減と居住者の快適性を両立させる家づくりを実現しています。
また、MIURA HOMEは、持続可能な家づくりを推進し、気密性の向上を通じて環境保護にも貢献しています。
これからも高気密住宅の普及を進めることで、より多くの人々に静かで快適な住環境を提供していきます。
6.まとめ
高気密住宅は、外部の騒音を効果的に遮断し、静かな住環境を実現するためには最良の選択肢です。
気密性が高い住宅は、エネルギー効率の向上、室内音の反響の軽減、睡眠の質の向上、ストレスの軽減など、多くのメリットを提供します。
これから家づくりを検討する際には、高気密住宅を選ぶことで、静かで快適な、理想の住環境を実現することができるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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┗ 大村市黒丸町171-9
参考文献・参考ページ
- MIURAHOME「高気密住宅の特徴とメリット」
- 国土交通省「住宅性能表示制度に関するガイドライン」
- 日本建築学会「高気密住宅の音環境に関する研究」
- 日本音響学会「室内音響と住環境の関係」
- 日本建築学会「二重窓と防音サッシの効果」
- 日本睡眠学会「騒音と睡眠の質に関する調査」
- 厚生労働省「騒音がストレスに与える影響についての研究」
- 環境省「家庭環境と健康に関する調査」
- 日本建材協会「防音窓とドアの選定基準」
- 日本ウレタン工業協会「硬質ウレタンフォームの特性と用途」
日本気密住宅協会「気密シーリング技術の概要」