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高い耐震性能を持つ家が実現する安全な暮らし

2024/10/14(月) コラム三浦恭輔

皆様こんにちは!

MIURA HOME営業担当の三浦恭輔です。

日本は地震が頻発する国であり、住宅の耐震性能は住まい選びにおける最も重要な要素の一つです。

高い耐震性能を持つ家は、地震による被害を最小限に抑え、居住者の安全を確保します。

地震から家族を守るためには「どのような家を選ぶべきか」「そのメリットは何か」について理解することが大切です。

今回のコラムでは、高い耐震性能を持つ家がどのように安全な暮らしを実現するのかについて詳しく解説していきます。

 

目次

1. 高い耐震性能を持つ家とは?
1-1. 耐震等級の概要
2. 高い耐震性能を持つ家のメリット
2-1. 地震時の倒壊リスクの低減
2-2. 地震保険料の割引
2-3. 修繕・改修コストの削減
2-4. 資産価値の維持と向上
3. 高い耐震性能を持つ家を実現するポイント
3-1. 信頼できる施工会社の選定
3-2. 建材と設計の選定
3-3. 制震・免震技術の導入
3-4. 定期的なメンテナンスと耐震診断
4. 高い耐震性能を持つ家が実現する安全な暮らし
4-1. 家族の安全を守る
4-2. 地震後の復旧が容易
4-3. 経済的なメリット
5. まとめ

参考文献・参考ページ

 

1. 高い耐震性能を持つ家とは?

高い耐震性能を持つ家とは、地震発生時に建物が倒壊や大きな損傷を防ぎ、居住者の安全を確保できる住宅を指します。

耐震性能は、住宅の設計や使用する材料、施工方法などによって決まります。

日本においては、「耐震等級」という基準が設けられており、住宅の耐震性能を評価するための指標として広く用いられています。※参考文献1

 

1-1. 耐震等級の概要

耐震等級は1から3までの3段階に分類されており、数字が大きいほど耐震性能が高いことを示します。

  • 耐震等級1:建築基準法で定められた最低限の耐震性能。震度6強から7程度の地震で倒壊しないことを想定しています。一般的な住宅の標準的な耐震性能です。
  • 耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の強度を持つ住宅。主に学校や病院などの避難所に適用される性能基準です。
  • 耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の強度を持つ住宅。主に消防署や警察署など、防災拠点となる建物に適用される最高等級の耐震性能です。

耐震等級3の住宅は、震度7の地震にも耐える設計となっており、家族の安全を最大限に守ることができます。※参考文献2

 

2. 高い耐震性能を持つ家のメリット

高い耐震性能を持つ家には、多くのメリットがあります。

 

2-1. 地震時の倒壊リスクの低減

耐震等級が高い住宅は、地震時に建物が倒壊・崩壊するリスクを大幅に低減します。

国土交通省のデータによれば、耐震等級3の住宅は、耐震等級1の住宅と比較して地震時の倒壊リスクを約70%低減することができます。※参考文献3 耐震等級3の住宅が震度7の地震にも耐えられる設計であるため、地震による被害を最小限に抑えることができるからです。

具体的な数値で見てみましょう。耐震等級1の住宅が震度6強の地震で倒壊する可能性が約10%であるのに対し、耐震等級3の住宅ではその確率が1%未満に抑えられることが報告されています。※参考文献4

耐震等級が高い住宅は、地震による被害を大幅に減少させ、居住者の安全を確保することにつながるでしょう。

 

2-2. 地震保険料の割引

耐震性能の高い住宅は、地震保険の保険料が割引される場合が多く、経済的なメリットにもつながります。

一般的に、耐震等級1の住宅と比較して、耐震等級3の住宅では地震保険料が最大50%割引されることがあります。※参考文献5 耐震等級の高い住宅は、地震時に受ける被害が少なく、保険会社にとってリスクが低くなるためです。

例えば、年間の地震保険料が10万円の場合、耐震等級3の住宅であれば年間5万円の節約となり、30年間で約150万円の節約が可能です。

耐震性能の高い住宅は、初期投資は高くても、長期的には見れば大きな経済的メリットをもたらしてくれるでしょう。

 

2-3. 修繕・改修コストの削減

高い耐震性能を持つ住宅は、地震時の損傷が少なく、修繕や改修にかかるコストを削減することが可能です。耐震等級1の住宅では、大地震後に大規模な修繕が必要になる場合が多いのですが、耐震等級3の住宅ではその必要性が大幅に減少します。

日本建築学会の研究によれば、耐震等級3の住宅では、地震後の修繕費用が耐震等級1の住宅と比較して約70%削減されることが確認されています。※参考文献6

建物の修繕や改修には、多額の費用がかかります。地震時に建物が損傷しにくい高い耐震性能を持つ住宅は、長期的に見て非常に経済的といえるでしょう。

 

2-4. 資産価値の維持と向上

高い耐震性能を持つ住宅は、その高い耐震性能により、中古住宅市場でも高い評価を受けることが多くあります。特に、地震リスクが高い地域では、耐震性能の高い住宅の需要が高く、売却時の価格も上昇する傾向にあります。

国土交通省の調査によれば、耐震等級3の住宅は、耐震等級1の住宅と比較して中古市場で約10〜20%高い価格で取引されることが報告されています。※参考文献7

耐震性能の高い住宅を購入することは、将来的な資産価値の維持と向上にもつながるでしょう。

 

3. 高い耐震性能を持つ家を実現するポイント

高い耐震性能を持つ家を実現するための4つのポイントを紹介します。

 

3-1. 信頼できる施工会社の選定

高い耐震性能を持つ家を建てるためには、信頼できる施工会社を選ぶことが大切です。

施工会社が耐震等級3の基準を満たすための技術と経験を持っているかを確認し、過去の実績や顧客の評判を参考にしましょう。

私たちMIURA HOMEのような、耐震性能に定評のある会社を選ぶことで、安心して家づくりを進めることができますよ。※参考文献8

 

3-2. 建材と設計の選定

高い耐震性能を実現するためには、使用される建材と設計が非常に重要です。

高強度の構造用合板や鉄筋コンクリート、制震ダンパーなど、耐震性に優れた材料を使用しましょう。

また、耐力壁の配置や接合部の設計など、建物の構造設計が適切に行われているかを確認することも大切ですよ。※参考文献9

 

3-3. 制震・免震技術の導入

制震・免震技術を導入することで、さらに高い耐震性能を実現できます。

制震技術は、建物内部に制震装置を設置することで、地震の揺れを吸収。建物全体の揺れを抑える技術です。

免震技術は、建物と地盤の間に免震装置を設置。地震の揺れを建物に伝えにくくする技術です。

これらの技術を導入すると、地震時の揺れを最大で60%程度低減することができます。※参考文献10

特に、高層住宅や狭小地に建てられた住宅では、これらの技術が非常に効果的だといえるでしょう。

 

3-4. 定期的なメンテナンスと耐震診断

高い耐震性能を持つ住宅でも、定期的なメンテナンスと耐震診断が必要です。

建物の経年劣化や使用状況に応じて、耐震性能が低下することがあります。定期的な点検をおこない、必要に応じて補強工事を実施することで、長期的に耐震性能を維持。家族の安全を確保することができます。※参考文献11

 

4. 高い耐震性能を持つ家が実現する安全な暮らし

高い耐震性能を持つ家は、地震に対する安心感を提供し、居住者に安全な暮らしを与えてくれます。

 

4-1. 家族の安全を守る

高い耐震性能を持つ住宅は、地震時に建物が倒壊・崩壊しにくく、家族の安全を最大限に守ることができます。

特に、耐震等級3の住宅は、震度7の地震にも耐えられる設計であるため、地震による被害を最小限に抑えることが可能です。その結果、家族は安心して日々の生活を送ることができるでしょう。

 

4-2. 地震後の復旧が容易

高い耐震性能を持つ住宅は、地震時の損傷が少なく、地震後の復旧が容易です。

耐震等級1の住宅では、地震後に大規模な修繕が必要になる場合が多くあります。

一方で耐震等級3の住宅では、その必要性が大幅に減少します。地震後の生活の早期復旧が可能となり、居住者の生活への影響を最小限に抑えることができるでしょう。※参考文献12

 

4-3. 経済的なメリット

高い耐震性能を持つ住宅は、地震保険の保険料が割引されることや、修繕・改修コストの削減、中古市場での資産価値の維持・向上など、多くの経済的メリットがあります。

長期的な視点で見ても、経済的な負担を軽減し、安心して暮らすことにつながりますよ。

 

5. まとめ

高い耐震性能を持つ家は、地震に対する安全性を最大限に確保し、家族の安全を守るための最良の選択肢だといえます。

耐震等級の高い住宅を選ぶことで、地震による被害を最小限に抑え、地震後の生活の早期復旧へとつながるでしょう。

また、制震・免震技術の導入や信頼できる施工会社の選定、定期的なメンテナンスと耐震診断をおこなうことで、長期的な安全性と経済的なメリットにもつながります。

このコラムを通じて、高い耐震性能を持つ家が実現する安全な暮らしについて、理解を深めていただければ幸いです。

これから家づくりを検討する際には、高い耐震性能を持つ家を選び、安心で安全な暮らしを実現していきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

MIURA HOMEの標準性能は大村市と雲仙市愛野町にモデルハウスがございますので、いつでも体感することができます。

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健康快適でスタイルのある暮らしを皆様が実現できることを心より願っています。

 

参考文献・参考ページ

  1. 国土交通省「住宅性能表示制度に関するガイドライン」
  2. 国土交通省「耐震等級と地震に対する安全性」
  3. 日本建築学会「住宅の耐震性能に関する研究」
  4. 国土交通省「地震に強い家の選び方に関する調査」
  5. 日本損害保険協会「地震保険料と耐震等級の関係」
  6. 日本建築学会「地震後の修繕コストに関する研究」
  7. 国土交通省「住宅の資産価値に関する調査」
  8. MIURAHOME「耐震技術と住宅の長期的な価値向上」
  9. 日本建材協会「高強度建材の選定と使用方法」
  10. 日本免震構造協会「制震・免震技術の概要」
  11. 日本建築学会「耐震診断と補強工事の重要性」
  12. 国土交通省「地震後の住宅復旧に関するガイドライン」

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