三浦浩昭 自己紹介へ

日本の梅雨を乗り越えるための、住宅環境づくりについて考えてみました。

2024/06/20(木) コラム三浦浩昭

みなさまこんにちは! MIURAHOME代表の三浦です。

今年は、梅雨入りが少し遅れましたが、ただいま梅雨本場という感じですね。

今後暑い夏がやってきそうな雰囲気です、皆様いかがお過ごしでしょうか?

高温多湿でジメジメの日本の梅雨ですが、農業とか自然環境を考えると、なくてはならない季節です。今回は、いかにこの季節を乗り越えるかMIURAHOMEの家づくりでいろいろと考えてみました。

 

結論として、梅雨時の悩み事すべてを解決できる住宅を提供しております。

それはスーパーウォール工法による高気密高断熱で快適に過ごせる、住空間又省エネを実現しているところです。今回はそこに重点をあててご紹介させていただきます。

梅雨は、毎年6月~7月にかけて約1.5ヶ月続く雨季のことを指す、日本特有の季節であります。

この時期は高い湿度と長期にわたる降雨が特徴で、住宅に関する様々な問題や対策が必要です。

以下に、梅雨時の住宅事情について詳述します。

 

 

 

 

 

 

 

 

1. 湿気対策

梅雨の最大の困りごとは「湿気」です。湿度が高くなると、住宅内部に湿気がこもりやすくなり、カビやダニの発生が急増します。特に、浴室、キッチン、押入れなどの湿気がたまりやすい場所は注意が必要です。カビは健康に悪影響を及ぼすだけでなく、建物の劣化を促進します。これを防ぐためには、以下の対策が有効です。

換気: 定期的に窓を開けて空気の流れを作ることが必要とされますが、長期の降雨の場合は窓を開けることも困難になる場合があります。

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MIURAHOMEは高い気密性と高断熱の住宅

開口部も断熱性能を高めるため、高断熱サッシ&ガラス

熱交換機械換気システムも使った、室内の湿度を適切に管理することができる住宅

換気は万全で快適な環境をつくり、省エネを実現しております。

MIURAHOMEでは、樹脂製Low-E複層ガラスが標準装備になっております

・開口部の、熱流入が多い場所では結露の発生によりダニ・カビの原因となりますので高断熱サッシの採用が望まれます。

 

 

2. カビ対策

湿気が多いとカビが発生しやすくなります。カビはアレルギーや喘息などの健康問題を引き起こす可能性があるため、早めの対策が必要です。

 

掃除: 定期的に掃除を行い、カビの発生を防ぎます。特に、浴室やキッチンなどの水回りはこまめに掃除することが重要です。

防カビ剤の使用: 防カビスプレーや防カビシートを活用することで、カビの発生を抑えることができます。

湿気取り剤の設置: 押入れやクローゼットなど、湿気がこもりやすい場所には湿気取り剤を設置すると良いでしょう。

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MIURAHOMEでは内装壁仕上げに漆喰をつかっています、又脱衣室・洗面所などには珪藻土入りの漆喰も使用しておりました、湿気を自然にコントロールしております。

 

                                                   

オンザウォールプレーン

オンザウォールプレーンは天然素材を使用した柔らかな質感の塗り壁材で、シンプルでナチュラルな雰囲気

・天然素材の主成分は炭酸カルシウムで、化粧品に使われるカオリンなどの天然素材を配合しています。

・環境に配慮した製品で、自然な風合いと質感を持っています。

 

・シンプルでナチュラルな雰囲気の壁を実現できます。

・無垢材や自然素材との相性が良く、様々なインテリアスタイルに適しています。

  

オンザウォールナチュレ(珪藻土入り漆喰)

・炭酸カルシウムを主成分とした天然系の塗り壁材で、珪藻土を約15%含んでいる。

・化粧品に使われるカオリンなどの天然素材を配合しており、柔らかな風合いを持つ。

・個性的な壁の表情を楽しめる製品ラインナップの一つとなっている。

・天然素材を使用しているため、環境に配慮した製品となっている。

オンザウォールナチュレは珪藻土含有の天然素材を使用した柔らかな質感の塗り壁材で、個性的な壁の仕上がりを実現できる製品です。

 

3. 建物のメンテナンス

梅雨時の長期間にわたる降雨は、建物の外壁や屋根にも影響を与えます。雨漏りや外壁の劣化を防ぐために、定期的なメンテナンスが必要です。

 

外壁の点検と修繕: 外壁にひび割れや劣化が見られる場合は、早めに修繕を行うことが大切です。特に、ひび割れから水が浸入すると内部の構造にダメージを与える可能性があります。

屋根の点検: 屋根の瓦やシングルがずれていたり、破損している場合は修理を行います。雨漏りが発生すると建物全体に影響を及ぼすため、事前の点検が重要です。

 

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MIURAHOMEの外壁は、Sto(シュトー)を標準装備しております。

Sto社の外壁材は、優れた断熱性能と耐久性を兼ね備えており、様々な建物に適用できる高品質な製品として評価されています。長年の実績と技術力が特徴といえます。

StoLotuasan(シュトーロータサン)の表目は微細構造になっています。これは、汚れの粒や水が付く面を非常に少なくしています。

 

・さらに表面は、超撥水性です。汚れの粒を取り込みながら、雨水はすばやく表面を転がり落ちて行きます。

 「ハスの葉-効果」の超撥水性外断熱

StoLotuasan」は自然界での現象を手本とした最新技術「バイオミミクリー」を生かした超撥水性の外装仕上げ材です。

 

 

4. 室内環境の改善

梅雨時には室内環境の改善も重要です。湿気がこもると家具や衣類にも影響を与えるため、適切な管理が求められます。

家具の配置: 家具は壁から少し離して配置することで、空気の流れを確保し、湿気がこもりにくくなります。

衣類の管理: 衣類は湿気を吸いやすいため、乾燥剤を使用したり、定期的に風通しの良い場所で干すことが重要です。

(フリースペース)部屋干しに活用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5. その他の対策

その他にも、梅雨時の住宅事情に対応するための様々な対策があります。

 

窓の結露対策: 窓ガラスに結露が発生すると、カビの原因となります。結露防止シートを貼る、結露防止スプレーを使用するなどの対策が有効です。

床下の湿気対策: 床下の湿気が建物全体に影響を与えることがあります。床下換気扇を設置するなどして、湿気を排出することが重要です。

 

MIURAHOMEでは基礎断熱を取り入れているため

・床下の機械換気により、湿気を排出しています。

・通気性の良い床下の環境により、カビ問題やダニの発生を防ぐことができます。

・断熱・気密性が高く、快適な室内環境を実現できます。

・床下空間を有効活用できます。

・年間を通して安定した室温を確保できます。

・外部の空気の流入を遮断するため、床下断熱よりも冷気の侵入を防ぐことができます。

  

結論

梅雨時の住宅事情は、多くの日本人にとって毎年の課題です。湿気やカビ、建物の劣化を防ぐためには、適切な対策と定期的なメンテナンスが不可欠です。換気や除湿、掃除、建物の点検と修繕など、様々な方法を組み合わせて実施することで、快適な住環境を維持することができます。特に、梅雨特有の問題に対処するためには、事前の準備と対策が重要です。

このようにMIURAHOMEでは、気密・断熱・換気などいろんな角度から最善を尽くした、高性能な住宅を提案しております。日ごろの生活、そして将来のための健康つくりにお役にたちたいと思っております。

この他にも、熱中症対策として水分補給や日陰の確保、軽めの服装など、熱中症予防に気をつけるとか、エアコンの適切な使用や、手編みの帽子やサンダルなど、夏にあった服装を楽しむとか、夏の行事や行楽を楽しむ、睡眠や食事など、体調管理に気をつける、など健康管理が重要です。

 

なんとかこの暑苦しく、ジメジメした梅雨を、乗り越えてまぶしい太陽が輝く夏を早く迎えたいですね。