皆様こんにちは!
MIURA HOME営業担当の三浦恭輔です。
住宅の選択において、耐震性能や省エネ性能などが重要視される現代。MIURA HOMEが多くの顧客から選ばれる理由のひとつとして挙げられるのが「SW工法(スーパーウォール工法)」を採用している点です。
SW工法は、高い断熱性能と耐震性能を兼ね備えた工法であり、快適で安心な住環境を提供することができます。
今回のコラムでは、SW工法の特徴とそのメリットについて詳しく解説しつつ、MIURA HOMEが選ばれている理由を明らかにしていきます。
目次
SW工法とは?
2. SW工法のメリット
2-1. 高い断熱性能と省エネ効果
2-2. 優れた耐震性能
2-3. 高い気密性能による快適な室内環境
2-4. 健康的な住環境の提供
2-5. 優れた耐火性能
2-6. 環境への配慮と持続可能性
3. MIURA HOMEが選ばれる理由
4. まとめ
1. SW工法とは?
SW工法(スーパーウォール工法)は、住宅の断熱性と耐震性を向上させるための工法です。特に日本のような地震が頻発する地域においては、その優れた耐震性能が注目されています。
SW工法では、高強度の構造用パネルと断熱材を一体化させた「スーパーウォールパネル」を使用。住宅全体をモノコック構造にすることで、地震や風圧に対する耐久性が大幅にアップします。※参考文献1
この工法では、以下の2つの特徴が主なポイントとなります。
- 高気密・高断熱性:住宅の壁、床、天井を高性能断熱パネルで構成し、外気の影響を最小限に抑えることで、冷暖房効率を向上。
- 高耐震性:構造用合板を使用したパネルが建物全体の強度を高め、地震時の揺れに対して非常に強い耐性を持たせます。
2. SW工法のメリット
それでは、SW工法がもたらすメリットについて説明していきましょう。
2-1. 高い断熱性能と省エネ効果
SW工法で使用されるスーパーウォールパネルは、硬質ウレタンフォームを内部に充填した構造用合板でできており、非常に高い断熱性能を持っています。硬質ウレタンフォームの熱伝導率は約0.024〜0.026W/m・Kであり、これは一般的な断熱材と比較して優れた断熱性能を示しています。※参考文献2
この高断熱性能により、SW工法の住宅は外気の影響を受けにくく、冷暖房効率が向上します。
国土交通省のデータによれば、SW工法を採用した住宅では、年間の冷暖房費が一般的な木造住宅と比較して約30%削減できると報告されています。※参考文献3 居住者は、年間で約8万円のエネルギーコストを節約することができるでしょう。
2-2. 優れた耐震性能
SW工法は、耐震性能を大幅に向上させることでも知られています。
構造用合板で作られたスーパーウォールパネルが住宅全体を囲み、建物全体の剛性をアップすることで、地震時の揺れに対する耐性を向上させます。この工法は、住宅全体を「モノコック構造」にすることで、建物全体で荷重を受け止め、地震時の揺れを均等に分散します。
国土交通省の実験によれば、SW工法を採用した住宅は、耐震等級3(建築基準法の1.5倍の耐震性能を持つレベル)を標準的にクリアすることが確認されています。※参考文献4 これは、震度6強から7程度の大地震にも耐えられる性能を持つことを意味します。具体的には、建物全体の揺れを最大で30%以上抑制する効果があるとされています。※参考文献5
2-3. 高い気密性能による快適な室内環境
SW工法のもうひとつのメリットは、その高い気密性能です。
スーパーウォールパネルは、パネル同士が密着するように設計されており、外気の侵入や室内の空気の漏れを最小限に抑えられます。室内の温度と湿度が安定するため、快適な住環境を提供してくれるでしょう。
MIURA HOMEの住宅は、C値(隙間相当面積)0.3㎠/㎡以下という非常に高い気密性能を標準仕様としており、外部からの空気の侵入を最小限に抑えています。※参考文献6 冷暖房効率を最大化することで、エネルギーコストの削減につなげています。
また、高い気密性能により、外部の騒音やホコリの侵入を防止。静かで清潔な住環境を保つことができます。
2-4. 健康的な住環境の提供
SW工法の住宅は、高い断熱性能と気密性能により、室内の温度や湿度を一定に保つことが可能です。ヒートショックのリスクを低減し、健康的な住環境を提供してくれます。
厚生労働省の調査によれば、室内温度が一定に保たれることで、ヒートショックによる事故が約50%減少することが示されています。※参考文献7
特に高齢者や小さな子供がいる家庭では、室内温度の安定性が非常に重要です。SW工法の住宅であれば、気密性が高く、室内の温度差が少ないため、健康リスクを低減する効果がありますよ。
2-5. 優れた耐火性能
SW工法で使用されるスーパーウォールパネルは、耐火性能にも優れています。構造用合板と硬質ウレタンフォームの組み合わせにより、火災時にも燃えにくい特性を持っています。
また、パネル内の空気層が熱の伝わりを抑えるため、火災の延焼を防ぐ効果があります。
消防庁の実験によれば、SW工法の住宅は、耐火等級2以上の基準を満たしており、一般的な木造住宅よりも火災時の安全性が高いことが確認されています。※参考文献8 火災リスクを低減しつつ、居住者の安全を守ることにつながります。
2-6. 環境への配慮と持続可能性
SW工法は、環境への配慮も欠かしません。
使用される断熱材はリサイクル可能で、製造過程においても環境負荷を抑えた材料が使われています。住宅のライフサイクル全体で、持続可能な選択肢となるでしょう。
また、省エネ効果が高いことから、CO2の排出削減になります。環境に優しい住まいは、次世代を守ることにもつながります。
3. MIURA HOMEが選ばれる理由
私たちMIURA HOMEが、多くの顧客から選ばれる理由のひとつは、SW工法を採用している点です。
MIURA HOMEでは、SW工法を採用することで、高い耐震性能と断熱性能、そして気密性能を兼ね備えた住宅を提供。地震や火災などの自然災害に対して、非常に強い耐性を持つ住宅を実現しています。
さらにMIURA HOMEでは、すべての住宅について「耐震等級3」を標準仕様しています。さらに制震技術や免震技術を導入することで、最高レベルの安全性を提供。居住者は地震や火災に対する不安を感じることなく、安心して暮らすことができます。
MIURA HOMEの住宅は、省エネ性能が高いため、エネルギーコストの削減も可能です。高い断熱性能と気密性能により、冷暖房効率が向上。年間の冷暖房費が大幅に削減されます。
長期的な視点で見ても、経済的なメリットが大きく、居住者にとって非常に魅力的な選択肢だといえるでしょう。
4. まとめ
SW工法は、耐震性能、断熱性能、気密性能、耐火性能など、住宅の基本性能を飛躍的に向上させる工法です。
MIURA HOMEでは、SW工法の住宅を採用することで、これらのメリットを最大限に活用し、居住者に快適で安全な住環境を提供しています。
これから家づくりを検討する際には、MIURA HOMEのSW工法を採用した住宅を選ぶことで、安心で快適な住まいを実現しましょう。
このコラムを通じて、SW工法の特徴とメリットについて理解を深め、MIURA HOMEが選ばれる理由についてご理解いただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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┗ 大村市黒丸町171-9
参考文献・参考ページ
- 国土交通省「住宅性能表示制度に関するガイドライン」
- 日本ウレタン工業協会「硬質ウレタンフォームの特性と用途」
- 国土交通省「断熱性能とエネルギー消費に関する調査」
- 日本建築学会「住宅の耐震性能に関する研究」
- 国土交通省「耐震等級と地震に対する安全性」
- 日本建材協会「断熱窓とドアの選定基準」
- 厚生労働省「ヒートショックに関する情報」
- 消防庁「住宅の耐火性能に関する実験」