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集合住宅って高性能?

2025/03/22(土) 三浦恭輔コラム

皆様こんにちは!

MIURA HOME営業担当の三浦恭輔です。

集合住宅は、住戸が密集しているため外気の影響を受けにくい方、建物の構造や仕様によって断熱性能に大きな差が生じます。

今回のコラムは、集合住宅の性能について解説してきますね。

 

目次

1. 断熱性能の指標
2. 集合住宅の断熱性能の比較
2-1. 構造別の断熱性能差
①木造(W造)
②鉄骨造(S造)
③鉄筋コンクリート造(RC造)
④鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
2-2. 住戸別の断熱性能差
2-3. 窓・開口部の影響
3. 断熱性能差による影響
4. まとめ

参考文献・参考ページ

 

1. 断熱性能の指標

集合住宅の断熱性能を評価する際、以下の指標が用いられます。

  • Ua値(外皮平均熱貫流率):W/㎡K
    建物の外皮(壁・屋根・床・窓)からの熱の逃げやすさを示す指標。数値が低いほど断熱性能が高い。

  • C値(相当面積):㎠/㎡の
    気密性を示す指標。数値が低いほど隙間が少なく、断熱効果が発揮されやすい。

  • ηA値(平均日射熱取得率)
    日射による熱取得量を評価する指標。

 

2. 集合住宅の断熱性能の比較

それでは、集合住宅の断熱性能について比較していきましょう。

 

2-1. 構造別の断熱性能差

集合住宅の断熱性能は、建築構造によって大きく異なります。

各構造ごとのUa値の比較

構造 主な使用建材 平均的なUa値(W/㎡K)
木造(W造) 木材+断熱材 0.3~0.6
鉄骨造(S造) 鋼材+断熱材 0.5~1.0
鉄筋コンクリート造(RC造) コンクリート+断熱材 0.4~0.8
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) 鉄骨+コンクリート+断熱材 0.4~0.7

 

①木造(W造)

木造(W造)は断熱材が施工しやすいため、Ua値が0.3~0.6と低く抑えられます。

外気の影響を受けやすいので、外壁の断熱強化が必要です。

 

②鉄骨造(S造)

鉄の熱伝導率が高いため、じゅうぶんな断熱材で施工しないと、断熱性能が低下します。

Ua値は0.5~1.0と幅がありますが、気密施工が不十分だと結露リスクが高まります。

 

 

③鉄筋コンクリート造(RC造)

鉄筋コンクリート造は蓄熱効果があるため、外気温の影響を受けにくい特徴があります。

Ua値は0.4~0.8で、使用する断熱材の仕様によって異なります。

 

④鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は鉄筋コンクリート造(RC造)と同じく蓄熱効果が高く、外気温の影響を受けにくい特徴があります。

ただし、鉄骨部分では熱が伝わりやすいため、熱橋が発生しやすくなります。そのため、鉄骨部分には特に重点的な断熱強化が必要となります。

 

 

2-2. 住戸別の断熱性能差

同じ集合住宅でも、住戸の位置によって断熱性能に違いがあります。

住戸別の外気温の影響

階層 外気との接触面 断熱性能の傾向
最上階 屋根+外壁 外気の影響が最も大きい
中間階 外壁のみ 近隣住戸に囲まれ、外気の影響が少ない
最下階 床+外壁 床からの冷えがある

 

上記の表のとおり、最上階は屋根からの熱損失が大きくなるため、冬は寒く、夏は暑くなります。

中間階は四方を住戸に囲まれているため、外気の影響が少なく、最も高い断熱性能だといえるでしょう。

最下階は床からの冷気の影響があり、断熱材が不足していると寒くなりやすいです。

 

具体的な値の違い

階層 平均的なUa値(W/㎡K)
最上階 0.5~0.7
中間階 0.3~0.5
最下階 0.4~0.6

 

 

2-3. 窓・開口部の影響

集合住宅の断熱性能を大きく決めるのが、窓の仕様です。

窓の種類別の熱貫流率(Uw値)

窓の仕様 Uw値(W/㎡K)
単板ガラス+アルミサッシ 4.65
複層ガラス+アルミサッシ 3.49
Low-E複層ガラス+アルミサッシ 2.91
Low-E複層ガラス+樹脂サッシ 1.67
トリプルガラス+樹脂サッシ 0.8

 

一般的な集合住宅(RC造)の窓はUw値2.9~4.6で、断熱性能が低いのが特徴的です。

また、高性能な集合住宅はUw値1.0前後の窓を採用しているため、断熱性能が向上します。

 

窓が占める断熱性能の割合

住戸タイプ 窓面積の割合 窓の影響
一般的なRC造 20~30% 高い
高性能集合住宅 10~20% 低い

 

引用元:LIXIL | 感染症、厳しい寒さの減災を知る | 災害から家族をまもる、家をつくろう。減災プロジェクト

 

3. 断熱性能差による影響

集合住宅の断熱仕様によって冷暖房負荷が異なります。

住戸仕様 冷暖房エネルギー消費量(年間)
一般的なRC造(Ua=0.7) 12,000~15,000kWh
高断熱RC造(Ua=0.4) 7,000~10,000kWh
高断熱木造(Ua=0.3) 5,000~8,000kWh

 

 

4. まとめ

集合住宅の断熱性能は、建築構造、階数、窓の仕様などによって大きく異なります。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)や鉄筋コンクリート造(RC造)の場合、外気の影響を受けにくく、断熱性能が高くなる一方で、木造や鉄骨造(S造)は比較的断熱性能が低くなりがちです。

また、最上階や最下階は外気温の影響を受けやすく、寒暖差が大きくなるため、断熱性能が低くなる傾向があります。中間階は上下に部屋がある関係で外気の影響を受けにくく、最も断熱性能が高いといえるでしょう。

さらに、高性能窓を採用することで、熱の出入りを抑え、断熱性能を大きく向上させることができます。

今回紹介した内容をもとに、ぜひ、住宅を検討する際の参考にしてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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参考文献・参考ページ

  1. 国土交通省:「住宅の断熱基準とエネルギー省」
    https://www.mlit.go.jp
  2. HEAT20:「高断熱住宅の基準」
    https://www.heat20.jp