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湿度コントロールが快適な住まいを作る

2025/03/29(土) 三浦恭輔コラム

皆様こんにちは!

MIURA HOME営業担当の三浦恭輔です。

住まいの快適性や健康に大きな影響を与える、湿度。日本は四季があり、冬は乾燥しやすく、夏は高温多湿になるため、湿度コントロールが非常に重要です。

適切な湿度を維持することで、健康リスクの低減、住環境の改善、エネルギーコストの削減が可能になります。

今回のコラムでは、湿度コントロールの重要性と、具体的な対策について詳しく解説しましょう。

 

目次

1. 湿度が快適な住環境に与える影響
1-1.人体への影響
① 乾燥(湿度40%以下)の影響
② 高湿度(湿度60%以上)の影響
1-2.建物への影響
2. 湿度コントロールの具体的な方法
2-1. 高断熱・高気密住宅(G3レベル)にする
2-2. 換気システムの活用
2-3.加湿・除湿の適切な活用
① 冬の加湿対策
② 夏の除湿対策
3. まとめ

参考文献・参考ページ

 

1. 湿度が快適な住環境に与える影響

湿度管理ができていない家では、冬場の乾燥による風邪・インフルエンザのリスクが増加します。

また、夏場の高湿度によるカビ・ダニの発生といった問題も発生しやすくなります。

 

1-1.人体への影響

人間が快適に感じる湿度は40~60%とされています。

しかし、湿度40%以下の乾燥状態や、湿度60%以上の高湿度状態の場合、健康リスクが上昇し、アレルギーや呼吸器疾患の悪化、カビ・ダニが増殖するおそれがあります。

 

① 乾燥(湿度40%以下)の影響
  • 風邪・インフルエンザのリスク増加
    • 湿度30%以下では、ウイルスの生存率が約60%以上に増加(厚生労働省調査)
    • 湿度50%以上あればウイルスの感染力が低下
  • 肌の乾燥・アトピーの悪化
    • 湿度40%以下になると皮膚の水分が失われ、アトピー性皮膚炎が悪化
  • 静電気の発生
    • 湿度20%以下で静電気が発生しやすくなり、家電の誤作動やホコリの舞い上がりが増加

 

② 高湿度(湿度60%以上)の影響
  • カビ・ダニの繁殖
    • 湿度70%以上では、カビの繁殖速度が3倍(国立環境研究所)
    • ダニは湿度60%以上で活発化し、湿度50%以下で活動が停止
  • 熱中症リスクの上昇
    • 湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調整が難しくなる
    • 湿度70%以上で熱中症のリスクが約1.5倍に上昇(日本気象協会)

 

1-2.建物への影響

湿度管理が不十分な場合、建物の寿命を縮める原因にもなります。

湿度レベル 建物への影響
40%以下 木材の収縮・ひび割れ、静電気発生
50~60% 最適な状態(カビ・ダニ抑制)
70%以上 カビ・ダニの繁殖、結露、木材の腐食

 

 

2. 湿度コントロールの具体的な方法

湿度を適切に管理するためには、以下の方法を取り入れてみましょう。

 

2-1. 高断熱・高気密住宅(G3レベル)にする

住宅の断熱性能を向上させることで、室温の変動を抑え、湿度の急変を防ぐことができます。

住宅の断熱性能(Ua値)と湿度の安定性

  • Ua値0.87W/㎡K(従来の住宅) → 冬は湿度30%以下、夏は70%以上に変動
  • Ua値0.46W/㎡K(G2住宅) → 冬40~50%、夏60%前後で安定
  • Ua値0.26W/㎡K(G3住宅) → 年間を通じて50%前後で安定

 

おすすめの対策

  • 外断熱の強化(壁の内側の温度変動を抑える)
  • 窓の断熱改修(Low-E複層ガラス+樹脂サッシ)

 

2-2. 換気システムの活用

換気を適切におこない、湿度のコントロールを最適化しましょう。

 

おすすめの換気システム

  1. 第一種換気(熱交換換気)
    • 外気を取り入れつつ熱と湿度を調整できる
    • 冬の過乾燥・夏の高湿度を防ぐ
  2. 24時間換気の徹底
    • トイレ・浴室の換気扇を常時運転
    • クローゼットの換気口を設置

データ(国立建築研究所)

  • 熱交換換気システムを導入すると、湿度変動が約30%軽減
  • 一般住宅の冬季湿度(30%以下)を、50%前後に維持可能

 

2-3.加湿・除湿の適切な活用

湿度を一定に保つためには、季節に応じた加湿・除湿対策が必要です。

 

① 冬の加湿対策
  • 加湿器の使用
    • 超音波式よりも気化式・ハイブリッド式が効果的
    • 室内湿度を50%前後に調整
  • 観葉植物を活用
    • 植物は自然に水分を放出し、湿度を一定に保つ
    • 湿度が5~10%上昇する効果
  • 洗濯物の室内干し
    • 冬の湿度低下時に有効

 

② 夏の除湿対策
  • エアコンの「除湿モード」を活用
    • 相対湿度を50~60%に維持
  • 除湿機を活用
    • コンプレッサー式が高湿度環境に最適
  • 室内の換気を徹底
    • 特に浴室・キッチンの換気が重要

 

3. まとめ

快適かつ健康的な住環境をつくるためには、湿度40~60%を保つことが大切です。

室内が乾燥(40%以下)している場合は、風邪やインフルエンザのリスクが増加。高湿度(60%以上)の状態では、カビやダニの繁殖が活発化します。

しかしG3レベルの高断熱住宅であれば、湿度を年間50%前後で安定させることが可能です。

さらに熱交換換気システムを導入することで、湿度の変動を約30%軽減。適切な加湿・除湿をおこなえるため、快適な湿度を維持できます。

湿度コントロールができている家は、健康面・快適性・建物の耐久性すべての面で優れた住環境を提供します。

住まいづくりを検討されているかたは、高断熱・高気密+適切な換気・加湿・除湿のトータル対策がおすすめですよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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参考文献・参考ページ

  1. 国土交通省:「住宅の断熱性能と湿度管理」
    https://www.mlit.go.jp
  2. 厚生労働省:「インフルエンザと湿度の関係」
    https://www.mhlw.go.jp
  3. HEAT20:「G2・G3住宅の湿度管理のメリット」
    https://www.heat20.jp

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