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結露が健康被害をもたらす理由と解決策

2025/03/15(土) 三浦恭輔コラム

皆様こんにちは!

MIURA HOME営業担当の三浦恭輔です。

寒い日の朝などに、窓ガラスにびっしりと水滴がついている光景をみたことがありませんか?

これが「結露」です。

特に日本の住宅は、欧米と比べて断熱性能が低く、結露が発生しやすい環境にあります。

今回のコラムでは、結露が健康被害をもたらすメカニズムと、その解決策について詳しく解説していきますね。

 

目次

1. 結露とは?
1-1.露点温度と結露の発生条件
1-2. 結露が発生しやすい場所
2. 結露が健康に及ぼす悪影響
2-1. カビの発生と健康リスク
① カビの成長条件
② カビによる健康被害
2-2.ダニの発生と健康リスク
① ダニの成長条件
② ダニによる健康被害
3. 結露を防ぐための住宅の改善策
3-1. 高断熱住宅(G3レベル)にする
3-2. 換気システムを導入する
3-3. 断熱リフォームを検討する
4. まとめ

参考文献・参考ページ

 

1. 結露とは?

結露とは、空気中の水蒸気が冷たい表面に触れて水滴になる現象です。これは「露点温度」という基準であらわされます。

結露は住宅の気密・断熱性が低い場合に発生しやすく、そのまま放置するとカビやダニの発生を招き、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

1-1.露点温度と結露の発生条件

断熱性が低い住宅では、壁や窓の表面温度が10℃以下になることが多く、結露が発生しやすくなります。

結露の発生条件

  • 室内温度20℃、湿度60% → 露点温度12℃
  • 壁や窓の表面温度が12℃以下になると、結露が発生

 

1-2. 結露が発生しやすい場所

以下のような場所では、結露が発生しやすいため、注意が必要です。

  • 窓ガラス(特にアルミサッシ)
  • 外壁の内側(壁内結露)
  • 押入れ・クローゼットの奥
  • 浴室・トイレ
  • 床下

 

2. 結露が健康に及ぼす悪影響

結露はただの水滴ではありません。そのまま放置すると、カビやダニの温床となり、アレルギーや呼吸器疾患の原因になる可能性があります。

 

2-1. カビの発生と健康リスク

それでは、カビが発生する条件と健康リスクについて説明していきましょう。

 

① カビの成長条件

カビは、以下の条件で発生しやすくなります。

結露した場所は常に湿度70%以上になるため、カビが繁殖しやすい環境になります。

条件 発生リスク
温度20~30℃ 高い
湿度70%以上 高い
栄養源(ホコリ、木材、壁紙) あり

 

② カビによる健康被害

カビが発生した場合、以下のような健康被害につながる可能性があります。

  • アレルギー性鼻炎(カビ胞子の吸引)
  • 喘息(気道の炎症を引き起こす)
  • 皮膚炎・アトピーの悪化(カビ由来の毒素)
  • シックハウス症候群(長期間のカビ暴露による慢性症状)

データ(厚生労働省調査)

  • 室内のカビの濃度が10倍になると、喘息発症率が約2倍に上昇
  • 湿度70%以上の環境では、カビの繁殖スピードが3倍になる

 

2-2.ダニの発生と健康リスク

では次に、ダニの発生条件と健康リスクについて説明していきますね。

 

① ダニの成長条件

ダニは、温度20~30℃、湿度60%以上の環境で繁殖します。結露が発生し、室内の湿度が高い状態が続くと、ダニの増殖が加速します。

 

② ダニによる健康被害

ダニが発生した場合、以下のような健康被害につながる可能性があります。

  • アレルギー性鼻炎(ダニの死骸やフンを吸い込む)
  • アトピー性皮膚炎(ダニの排泄物が皮膚刺激を引き起こす)
  • 喘息の悪化(ダニアレルゲンによる気道炎症)

データ(国立環境研究所)

  • 室内のダニ密度が10匹/cm²を超えると、アレルギー発症リスクが3倍に上昇
  • 湿度を50%以下に保つと、ダニの繁殖率が80%以上低下

 

3. 結露を防ぐための住宅の改善策

結露を防ぐためには、住宅の断熱性と気密性を向上させ、湿度管理を適切におこなう必要があります。

 

3-1. 高断熱住宅(G3レベル)にする

住宅の断熱性能を向上させることで、壁や窓の表面温度を上げ、結露を防ぎます。

 

おすすめの対策

  • 樹脂サッシ+Low-E複層ガラスの窓に変更
  • 外断熱の強化(壁の内側の温度を上げる)

住宅の断熱性能(Ua値)と結露の発生リスク

  • Ua値0.87W/㎡K(従来の住宅) → 窓の表面温度10℃以下 → 結露発生
  • Ua値0.46W/㎡K(G2住宅) → 窓の表面温度12~14℃ → 結露抑制
  • Ua値0.26W/㎡K(G3住宅) → 窓の表面温度15℃以上 → 結露ほぼゼロ

 

3-2. 換気システムを導入する

換気を適切におこない、室内の湿度を60%以下に維持しましょう。

 

おすすめの換気システム

  1. 第一種換気(熱交換換気)
    • 外気をフィルターで清浄化し、花粉やPM2.5を除去
    • 熱損失を最小限に抑えながら換気が可能
  2. 24時間換気の徹底
    • トイレや浴室の換気扇を常時運転
    • クローゼットの換気口を設置

 

3-3. 断熱リフォームを検討する

既存住宅でも、部分的なリフォームで断熱性能を向上させることが可能です。

 

断熱リフォームの優先順位

  1. 窓の断熱改修(Low-E複層ガラス+樹脂サッシ)
  2. 壁・床の断熱材強化(硬質ウレタンフォームを使用)
  3. 屋根・天井の断熱強化(吹き込み断熱)

データ(省エネ研究所)

  • 窓を断熱改修すると、結露発生率が70%以上低減
  • G3レベルの断熱リフォームで、湿度を50%以下に維持可能

 

4. まとめ

結露は、カビやダニの発生を促進し、アレルギーや喘息の原因になる可能性があります。断熱性の低い住宅では、窓や壁の表面温度が低く、結露が発生しやすくなります。

しかし高断熱住宅(G3レベル)であれば、室内温度を一定に保てるため、結露を防げます。さらに換気と湿度管理を徹底することで、結露を最小限に抑えられるでしょう。

結露を防ぐためには、G3レベルの断熱性能+適切な換気システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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参考文献・参考ページ

  1. 国土交通省:「住宅の断熱性能と健康影響」
    https://www.mlit.go.jp
  2. 厚生労働省:「アレルギー疾患と住環境」
    https://www.mhlw.go.jp
  3. HEAT20:「G2・G3住宅の基準とメリット」
    https://www.heat20.jp

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